
「敬老の日、何を贈ればいいか毎年迷ってしまう…」というご相談は、ギフトのプロとして本当によくいただきます。
父の日・母の日と違い、おじいちゃん・おばあちゃんへのギフト選びは「年齢や健康状態に合ったものを」「喜んでもらえるか心配」と、少し気を遣うシーンでもあります。
冠婚葬祭・ギフト相談を2万件以上サポートしてきたプロが、敬老の日に本当に喜ばれるギフトの選び方を、相場・マナーも含めて一本にまとめました。ぜひ参考にしてください。
敬老の日の基本マナーと相場
敬老の日はいつ?
敬老の日は、毎年9月の第3月曜日です。2025年は9月15日、2026年は9月21日がその日にあたります。
「ハッピーマンデー制度」で毎年日付が変わりますので、カレンダーで確認してから早めに準備することをおすすめします。特に産地直送ギフトや取り寄せ品は、配送に時間がかかることがあるため、余裕を持って1〜2週間前には注文しておくと安心です。
敬老の日ギフトの相場
敬老の日のギフト相場は、3,000円〜5,000円が目安です。喜寿・米寿など長寿のお祝いが重なる年には、10,000円以上の特別な一品を贈られる方も多くいます。
金額よりも「選んでくれた気持ち」が伝わることが大切ですが、だからこそ少量でも品質の良いものを選ぶのがポイントです。
のし(熨斗)は必要?
敬老の日ギフトにのしは不要です。カジュアルなラッピングで十分です。百貨店やギフトショップで「敬老の日用に」と伝えれば、季節感のある包装をしてもらえます。
💡 専門家からひと言
のしよりも大切なのはメッセージカードです。「いつもありがとう」「これからも元気でいてね」のひと言を添えるだけで、贈り物の温かさが格段に増します。おじいちゃん・おばあちゃんは、商品そのものと同じくらい、そのひと言を大切にしてくださいます。ぜひ言葉も一緒に贈ってください。
敬老の日に喜ばれる商品の特徴
量より質・少量でも贅沢なものが喜ばれる
敬老の日のギフト選びで大切なのは、「量より質」という発想です。若い世代と違い、高齢の方はたくさんの量よりも、少量でも良質で特別感のあるものを好まれる傾向があります。
好みが分かっているなら、それを贈るのが最善です。「お父さんがよく食べているもの」「お母さんが好きな産地のもの」という具体的な情報があれば、それを軸に選んでみてください。産地直送の食材や老舗ブランドのギフトは、「わざわざ選んでくれた」という特別感が伝わります。
敬老の日に贈ってはいけないもの
⚠️ 以下の品物は避けましょう
- ハンカチ……「手巾(てぎれ)」→「手切れ」を連想させるためNG
- くし……「苦・死」を連想させる語呂合わせからNG
- 刃物(包丁・ハサミなど)……縁を切るイメージがあるためNG
- 「老い」を連想させる実用品(杖・老眼鏡・補聴器など)……本人が望んでいない限り避けること。「衰えを指摘された」と感じさせてしまうことがあります
特に杖や老眼鏡などの実用品は「役に立つだろう」という配慮からくるものですが、受け取る側にとっては「老いを意識させる」ギフトになることがあります。本人から「欲しい」という話が出ていない限り、敬老の日のギフトとしては避けておくのが無難です。
敬老の日おすすめランキング5選
ギフト相談2万件以上の経験から、おじいちゃん・おばあちゃんに特に喜ばれる商品を厳選してご紹介します。
予算別の選び方早見表
| 予算 | おすすめ商品 | ひと言ポイント |
|---|---|---|
| 〜3,000円 | お茶漬け・お吸い物・和菓子 | 少量でも質の良いものを。メッセージカードを添えて。 |
| 5,000円前後 | 産直グルメ・飲む酢・カタログ | 特別感のある一品を選べる予算帯です。 |
| 10,000円以上 | 産直グルメ・カタログギフト | 長寿のお祝いが重なる年には、ぜひ奮発してください。 |
まとめ:「元気でいてね」の気持ちをギフトに込めて
✅ この記事のチェックリスト
- 敬老の日は毎年9月第3月曜日。早めの注文が安心
- 相場は3,000円〜5,000円が目安
- のしは不要。カジュアルなラッピング+メッセージカードで十分
- 杖・老眼鏡など「老い」を連想させる実用品は本人が望まない限りNG
- 量より質・少量でも特別感のある贅沢なものが喜ばれる
敬老の日のギフトは、「いつまでも元気でいてほしい」「いつもありがとう」という気持ちを、形にして届けるものです。高価なものでなくても、選んでくれた気持ちは必ず伝わります。
そして、もしお孫さんからプレゼントを渡す機会があるなら、ぜひ渡してあげてほしいと思います。おじいちゃん・おばあちゃんにとって、孫からもらうプレゼントは格別の喜びです。小さな手描きのカードひとつでも、涙が出るほど嬉しいものです。敬老の日を、孫との大切な思い出の一ページにしてあげてください。
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