テーマ:辞書型とリスト型の基本に返る
辞書型とリストを使いこなせるようになるまでの学習記録

けんゆー
今回の学習では、「辞書型」と「リスト型」をテーマに取り組みました。一度理解できていると思っていたこれらのデータ構造ですが、for文やif文が絡む複雑な場面になると、うまく使いこなせていない自分に気付きました。そこで、基本に立ち返り、初歩的な問題を解きながら操作を復習し、最終的には少し応用的な課題にも挑戦しました。
問題1 for文の基本を確認
次のリスト内の要素を1つずつ表示してください。
fruits = ['りんご', 'みかん', 'バナナ', 'いちご']
回答
for fruit in fruits: print(fruit)
出力と解説
りんご
みかん
バナナ
いちご
『for 変数名 in リスト』とすることで、リストの要素の数だけ、処理を繰り返すことができます。
問題2 if文の基本を確認
次のリストから、値が10より大きいものだけを表示してください。
numbers = [5, 12, 7, 10, 15, 3]
回答
for number in numbers: if number > 10: print(number)
出力と解説
12
15
for文で各要素を取り出し、条件に応じて出力しました。
問題3 辞書型を使った練習
下記の辞書型を利用して、「各果物の名前と価格」を表示してください。
fruit_prices = {'りんご': 120, 'みかん': 90, 'バナナ': 150}
回答
for fruit in fruit_prices: print(fruit + 'の価格は' + str(fruit_prices[fruit]) + 'です')
出力と解説
りんごの価格は120です
みかんの価格は90です
バナナの価格は150です
『for 変数名 in 辞書』とすることで、繰り返し処理をすることができます。
問題4 「リストの中の辞書」を扱う練習
以下のリストを使って、各商品名を出力してください。
items = [ {'name': 'キャップ', 'price': 800}, {'name': 'Tシャツ', 'price': 2000}, {'name': 'シューズ', 'price': 5000} ]
回答
for item in items: print(item['name'])
出力と解説
キャップ
Tシャツ
シューズ
このコードは、リスト items
の中にある辞書を順番に扱うことで、辞書のキー 'name'
に対応する値(商品名)を取得して表示するものです。したがって、各商品の名前が出力されます。
学習を通して
基本がたいせつ!
- リストの処理方法『for 変数名 in リスト』とすることで、処理を繰り返すことができる
- 辞書の処理方法 『for 変数名 in 辞書』とすることで、処理を繰り返すことができる
- リストの中の辞書の処理方法
今何をしているのか、一つ一つ考えながら問題を解かないと、迷子になってしまう。
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