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盆提灯の選び方・飾り方・送り方|種類・時期・宗派別の疑問をプロが解説|

「盆提灯は誰が用意するものなの?」「いつから飾ればいい?」「種類が多くてどれを選べばいいかわからない」——お盆が近づくと、このようなご相談をたくさんいただきます。特に初盆を迎えるご家庭では、わからないことだらけで不安になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、盆提灯の選び方・飾り方・送り方について、現場の経験をもとにわかりやすくお伝えします。宗派別の考え方や「白提灯は本当に必要?」という疑問にもお答えしますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

盆提灯は誰が用意するのか

かつては、盆提灯は亡くなった方のご親戚が持ち寄って準備する慣習がありました。故人を偲ぶ気持ちを形にして、遺族のお宅へ贈るものとされていたのです。

しかし現在では、当家(遺族)が自分で用意するケースも増えてきています。親戚が送ってくださる場合もあれば、「自分たちで揃えたい」とご自身で準備されるご家庭もあります。どちらが正しいというわけではありませんので、ご自身やご家族の状況に合わせて選んでいただければと思います。

💡 専門家コメント

親戚として盆提灯を贈る場合、「喪主宅がすでに自分で用意しているかどうか」が判断に迷うポイントになります。重複を避けるためにも、お盆の1.5ヶ月前を目安に早めに連絡・発送するのがおすすめです。早めに届くことで、遺族の方も安心して準備を進めていただけます。

いつから飾るか・いつ用意するか

お盆の期間は地域によって異なります。下の表を参考にしてください。

地域 お盆の期間 備考
関東(東京など) 7月13日〜16日 旧盆より1ヶ月早い
関西・その他全国 8月13日〜16日 一般的なお盆の時期

お盆の期間中にお参りに来られる方もいますが、特に初盆では期間より前からお参りに来てくださる方も多くいらっしゃいます。早めに飾っておくと安心です。

💡 専門家コメント

「お盆の1ヶ月前から飾っても季節外れにはなりません」とよくお伝えしています。特に初盆のご家庭では、6月下旬〜7月上旬(関東)や7月下旬(関西)から飾り始めても全く問題ありません。早めに用意しておくことで、気持ちの余裕も生まれますので、ぜひ早めに動いていただければと思います。

お盆のお供え物の選び方やのしのマナーについては、お盆のお供え物と盆提灯の選び方の記事もご覧ください。

宗派別の考え方

「うちの宗派は盆提灯を用意しても大丈夫?」というご質問もよくいただきます。宗派ごとの基本的な考え方を整理しました。

宗派 盆提灯の扱い
仏教(一般) 盆提灯はお盆の正式な慣習。問題なく用意できる
浄土真宗 教義上は「すぐ成仏」のため厳密には不要とされるが、用意する方は多い。準備しても問題なし
神道 正式には仏教の慣習だが、故人を迎えたいという気持ちで飾る方もいる。用意しても問題なし
キリスト教 盆提灯を用意する慣習はほぼない

浄土真宗や神道のご家庭でも、「故人に戻ってきてほしい」という思いで盆提灯を用意される方は少なくありません。宗派のしきたりよりも、ご家族の気持ちを大切にしていただければと思います。

盆提灯の種類

据え置き型

  • 昔ながらの3本足タイプ(回転なし):最もシンプルで定番。どのご家庭にも合わせやすい
  • 昔ながらの3本足タイプ(回転あり):内部の回転灯が華やかな印象を添える
  • 筒状タイプ:スリムな形状でスペースをとりにくい
  • コンパクトタイプ:マンションなど限られたスペースにも置きやすい

吊り下げ型

  • 壺型:丸みのある昔ながらの形。落ち着いた印象
  • 御殿丸(丸形):大きめの丸形で存在感がある
  • 住吉(縦長):縦長のスリムなシルエット。昔から変わらず人気の形

結局どれを選べばいいか|おすすめ3選

種類が多くて迷われる方のために、現場の経験からおすすめの3タイプをご紹介します。

① 昔ながらの据え置き型・回転なし

シンプルで最も定番のタイプです。どのご家庭のインテリアにも合わせやすく、初めて盆提灯を選ぶ方にも安心しておすすめできます。贈り物としても最も無難な選択肢です。


② 昔ながらの据え置き型・回転あり

内部の回転灯が柔らかな光の動きを演出します。実は回転ありのタイプは骨格がプラスチック製のものが多く、木製が多い回転なしのタイプよりも価格が抑えられているケースがほとんどです。「華やかな見た目にしたい」「予算を抑えたい」という方におすすめです。


③ モダン提灯(旅館の照明のようなタイプ)

洋室や現代的なインテリアにもなじむデザインで、最近じわじわと人気が出てきているタイプです。「和風すぎる印象を避けたい」という方や、スタイリッシュなお部屋にお住まいの方にとくにおすすめです。


白提灯(初盆の無地提灯)の真実

「初盆には白い提灯が必要と聞いたのですが、本当ですか?」というご質問をよくいただきます。

💡 専門家コメント

かつては初盆に「白提灯(無地の提灯)」を用意して、お盆が終わった後に燃やして供養するというしきたりがありました。しかし現在では、このような慣習はほぼ見られなくなっています。初盆のご家庭でも、柄入りの盆提灯をそのまま使われる方がほとんどです。「白提灯を用意しなければ」と心配されている方は、現在はほぼ気にしなくて大丈夫です。

地域や菩提寺によっては今でも白提灯を重視する場合もありますので、ご不安な場合はお寺にご確認いただくのが安心です。ただ、全国的にはほぼ気にされなくなっていますので、あまり心配しすぎなくていただければと思います。

お盆のお供えギフトのおすすめはお盆のお供えギフトおすすめランキング5選の記事もご参考ください。

まとめ

  • 盆提灯は当家・親戚どちらが用意してもOK。親戚が送る場合は1.5ヶ月前が目安
  • 初盆は早めに飾るのがおすすめ。1ヶ月前から飾っても問題なし
  • 宗派に関わらず、故人を想う気持ちで用意しても問題ない
  • 迷ったら昔ながらの据え置き型(回転なし)かモダン提灯から選ぶのがおすすめ
  • 初盆に白提灯は現在ほぼ不要。柄入りをそのまま使ってOK

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